航空機は適切な換気量が常に保たれるように設計されています。その基準は各機種おおよそ、乗客一人当たり・1分間につき約200リットル(ドラム缶1本分)以上の空気が換気されます。
上空のきれいな空気を大量に取りこみ、約3分で機内の空気がすべて入れ替わります。そのため客室内の空気は、常に一定の流れを保ちながら換気がされています。
以下は2020年1月から3月にかけて感染の疑いのある18の主要航空会社におけるIATA(国際航空運送協会)の非公式調査の結果の抜粋です。
証拠となる事例は限られていますが、航空機内でのウイルス感染のリスクは特別な対策がなくても低いことを示唆しています。
【原文:IATA Calls for Passenger Face Covering and Crew Masks】
(https://www.iata.org/en/pressroom/pr/2020-05-05-01/)