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機内の空気循環について
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現代の航空機は、客室の空気が常に清潔に保たれるよう「機内の空気循環」のシステムが、ある一定の基準のもと設計されています。またIATA(国際航空運送協会)が報告する「機内感染が少ない」とされる科学的見地についてもご紹介します。
  • 機内の空気循環について

    航空機は適切な換気量が常に保たれるように設計されています。その基準は各機種おおよそ、乗客一人当たり・1分間につき約200リットル(ドラム缶1本分)以上の空気が換気されます。
    上空のきれいな空気を大量に取りこみ、約3分で機内の空気がすべて入れ替わります。そのため客室内の空気は、常に一定の流れを保ちながら換気がされています。

  • <機内の空気循環の流れ>

    1. 上空のきれいな空気がエンジンから大量に取り込まれ、機内の空気は高性能なフィルターでろ過された上で、客室内に供給されます。
    2. 空気は常に天井から供給され、左右の壁の下部から床下へ流れ、客室内や特定の場所に滞留することはありません。
    3. 空気はおおかた機外へ排出されますが、客室内に循環する空気は高性能なフィルターでろ過された上で、改めて客室内に供給されます。
      ※高性能なフィルター(HEPAフィルター)は病院の手術室の空調設備にも使用されているフィルターです。
  • 「機内感染が少ない」とされる科学的見地について

    以下は2020年1月から3月にかけて感染の疑いのある18の主要航空会社におけるIATA(国際航空運送協会)の非公式調査の結果の抜粋です。
    証拠となる事例は限られていますが、航空機内でのウイルス感染のリスクは特別な対策がなくても低いことを示唆しています。

    【原文:IATA Calls for Passenger Face Covering and Crew Masks】
    (https://www.iata.org/en/pressroom/pr/2020-05-05-01/)

  • <調査結果の抜粋>

    • 乗客から乗客への感染が疑われる事例はありませんでした。
    • 降機後にCOVID-19が確認された1,100人の乗客(2020年1月から3月の期間中)の接触追跡のより詳細な分析では、同じ飛行機に搭乗した10万人を超える乗客の間で二次感染は見られませんでした。
  • 飛沫による機内感染が増加せず、
    航空機が他の公共交通機関とは異なる理由はいくつか考えられます。

    • 乗客は前を向いて着席し、顔をつきあわせることが少ない。
    • 座席背面がキャビン内の後方への感染を防ぐ防御壁となっている。
    • 天井から床への空気の流れは、キャビン内の前方または後方への感染の可能性をさらに低減します。さらに空気流量が多く、他の屋内環境と同じように液滴の広がりにつながりません。
    • 現代の航空機の高効率粒子状空気(HEPA)フィルターは客室内の空気を手術室の品質まできれいにし、さらに高レベルの外気循環を利用